徹頭徹尾、誰よりも
真剣に向き合います
最後まで私に
ついてきてください
- センチュリー21 日立ホーム
営業第6課 - 深泉 龍也
- 課長代理
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Interviewインタビュー動画
不動産業界に入ったきっかけを教えてください
今日生きることの喜びを胸に抱き
己の魅力がどれくらい通用するか挑戦
- お客さまに喜ばれ、やりがいのある仕事に携わりたかったため38歳で入社しました。何より、自分の力を試してみたかったんですね。私という人間にどれくらい魅力があるのか、それともないのか。世の中には様々な商品がありますけれども、最終的に売る側の人間力が問われると考えていますから、もし私が“本物”なのであれば、きっと何を販売してもお客さまから評価していただけるはず。そんな自分なりの分析がありつつ、生死に関わる大病を少し前に患ったこともきっかけのひとつだったかもしれないですね。
- 前職は電化製品の訪問販売をしていまして、毎日500件の電話やひたすら飛び込み営業など、それなりに過酷な環境で過ごしました。とはいえ、扱っている商品の額面が圧倒的に違いますし、一生もののお買い物ですので、そう簡単に上手くいくはずはありません。実際、入社前には当時の同僚から「非常に厳しい世界だから勤まらないぞ」とも言われました。ただ、内心では「やってみないとわからないじゃないか」と。間もなく入社して20年を迎えようとしていますけれども、業界や会社の厳しさも当然ありましたが、それ以上に自分へ厳しく、ストイックに続けてこられたのかなと感じています。
入社してからこれまでを振り返って
全ての結果は自分の行動が礎
最後まで諦めずにやり抜く大切さ
- 入社してすぐのことは今でも覚えています。以前お問い合わせをいただきながらもご成約に至らなかったお客さまに対し、改めてご案内をするところからのスタートでした。先輩方は「はっきり言って難しいと思うよ」と言っていましたね。私からしてみれば、難しいのなら非常にやりがいがあるでしょうし、そもそも、どれだけの熱意をもってその方々と接していたか不透明ですから、実は密かに燃えていたんです。だからといって闇雲にアプローチしても結果は見えていますので、少し工夫しまして、希望エリア以外の条件に合致する未公開物件に絞ることにしました。最初は「そこでは探していない」と当然のごとくあしらわれるんですけれども、エリア以外は的を射ている物件ですので、見ずに後悔することはあっても、見ることによるデメリットはありません。そこに費用が発生するでもなく、買うのも断るのもお客さまの自由。自分で言うのもなんですが、私は熱い男です。熱弁して粘り強く続けていったところ、結果としては光栄なことに最初の1ヶ月で3件のご成約をいただくことができました。何を言いたいかと申しますと、人間、諦めたら終わりです。
- 「どうせ無理だろう」と答えを自分で作ったとしても、そこには何の根拠もないんですね。やれるだけのことをした上でだめだったのなら仕方がないと思います。しかし、人生を左右するかもしれない大切なお買い物に携わるのですから、私自身が諦めてはいけないですし、お客さまにも諦めてほしくないという気持ちでいます。もちろん、一方的に押し付けるのではなく、諦めさせないだけのインパクトある情報や提案力が求められるため、そこに妥協は許しません。最初から最後まで真剣に向き合い、決して裏切らないこと。これは私が仕事をする上で最も大切にしている部分です。
仕事で心がけていることは何ですか?
本命と思える根拠を全力で探してご提案
重要なのは、会って本音で話すこと
- お客さまは映し鏡であり、自分が嫌だと感じることはお客さまも嫌だと感じるはずだと考えています。私はただでさえ若くないため「なんだよ、ジジイじゃないか」と思われてしまえばそれで終わりですから、第一印象の部分で清潔感や身なりには人一倍、いや二倍気を遣っています。
- ご案内に関しては、何よりもまず“会う”ことでしょうか。お客さまの立場で考えたら、よく知らない人に対して電話やメールで本音を話せるはずがありませんからね。お会いした際には、まず生まれ育った場所や環境、趣味、幼少期にやんちゃだったか、大人しかったか…など、私のことも正直に伝えつつお話を伺います。「あの、これって家のことと何か関係あるのでしょうか?」と怪訝そうにされることもあるのですが、この最初の会話は私が重要視している部分です。学生時代、いくら先生が一生懸命授業をしても、生徒が聞く耳を持たなければ退屈に感じるのと同じですよ。これまでの経験上、ほとんどのお客さまは1社だけでなく複数の会社に問い合わせ、本当に信頼できる担当者を吟味しています。私自身がお客さまのことに興味を持ち、本質的に求めているものを真剣に察知しようとしなければ、きっと私のことを本気で頼ろうと思わないでしょう。そうしてコミュニケーションを取り、物件を探す段階になった際はお勧めできるだけの根拠を集め、自分で「これは本命だ」と感じたものをご提案します。
- 本命の物件だからこそ誠実に向き合うことができますが、そうでなければ提案内容が間違いなくブレます。そして、営業がブレたらお客さまもブレる。返答の微妙な間や優柔不断な態度は「結局この人は契約を取りたいから調子の良いことを言うんだ」と思われてしまい、自然とお客さまは離れていくでしょうね。一生に一度かもしれない貴重な機会ですから、私も覚悟を持って臨むのが礼儀だと考えています。
印象に残っているエピソードを教えてください
お客さまより誰より本気で買いたい気持ち
包み隠さず“リアル”を伝えるのが誠意
- 私は生まれつき熱い男で毎日を真剣に生きているせいか、ついお客さま以上に真剣になってしまい、「買うのは深泉さんではないんですよ…」と言われることもあります(笑)。でも、自分が本気で買いたいと思えないような物件を、お客さまに紹介するわけにはいきませんよね。ですから、とにかく徹底的に調べます。それこそ他の営業マンがやらないような面倒なことを率先してやることが信頼していただく近道だと考えていて、たとえば娘が小さい頃には、よく散歩に付き合ってもらって駅から物件までの歩行時間を測っていました。そして、包み隠さず「この10分は不動産表示ですから、サラリーマンの通勤のスピードだと思ってください。実際に歩いてみたら私で11分、娘は16分かかりました」とお伝えします。
- 表面上の情報を切り取って良く見せようと思えばいくらでもできます。ただし、この業界は情報産業です。実際に暮らすのはお客さまですから、求めているのは“リアル”なんですよ。良いことも悪いことも、全てお伝えするのが責務じゃないですか。すると、お客さまからは「言わなくてもいい悪い話までしていた気がします。あなたのことは信用できるから任せたい。口が悪いようなところもあったけど(笑)」と仰っていただけるように。営業は契約してナンボの世界ではありますが、お客さまあっての商売ですから、信頼していただけるのは本当に嬉しい限りです。
- ただ、熱くなりすぎなのか、口が悪いのは良くないですね…。ひとつ言えるのは、このように裏表なく地で生きていますから、もし最後までついてきてくださったら絶対に後悔はさせません。営業である以前に、ひとりの人間として誠実に向き合いたい、その一心です。こんなジジイですが、ご成約となった方とは長いお付き合いになり、他のお客さまをご紹介いただくことも多いんですよ。ただただ感謝ですね、ありがとうございます!
今後の展望を教えてください
あと10年は頑張って営業を続けるつもり
奉仕の精神に休みは存在しない
- 仕事をしている以上はもちろん数字も大切なのですが、それよりも、あと10年は営業という仕事を続けたいと考えています。年齢もあって体力の衰えは感じますし、横浜は坂や階段が多いので、正直言ってきついです。ですから、“時すでに遅し”かもしれないですけど、昨年からジム通いを始めたんです。決して楽ではないですよ、行くのもおっくうですし、毎回4時間くらいトレーニングしますから。でも仕方ないですね。涼しい顔をして「ぼくで大丈夫ですから、お客さまはお若いので大丈夫ですよ!」と言いたいじゃないですか(笑)。
- その先は…今でもたまにしているのですが、きっとボランティア活動をしているような気がしますね。私、幼少の頃はカブスカウト、ボーイスカウトに入っていたこともあり、奉仕活動といいますか、人の役に立つことをするのが昔から好きで。喜ぶ顔が見たくて、そのためなら自分を犠牲にしても構わないようなところがあるんです。たとえば、お客さまから定休日に連絡が来た際、「あれ?深泉さんお休みじゃないんですか?」と聞かれて「いやいや、お客さまが連絡してきているじゃないですか(笑)。休みはないですよ」と。実際のところ、私に休みはないんですよ。もちろん定休日などの決められたお休みの日はありますけれども、定休日に物件を見れないかとお客さまに言われたら「喜んで」と即答しています。言っておきますが、決して暇なわけではなく、やることはたくさんあって忙しいですよ(笑)。でも、お客さまにとっては一生がかかっていますから、今日できることをしない理由はありませんよね。
編集後記Editor's Voice
- 来年で入社20年を迎える大ベテランの深泉さん。筆者がお会いした瞬間に感じたのは、厳かな雰囲気よりも明るくユーモア溢れる気さくな方といったイメージで、インタビューの合間に若手の方々と同じ距離感で談笑されていたのがとても印象的でした。
- しかし、お仕事の話になると自他ともに認める“熱い男”に一変。書き切れないほどたくさんのエピソードを伺いましたが、一貫していたのは自己犠牲をいとわない、お客さまへの姿勢でした。
- そんな深泉さんは営業職を“人を感動させる仕事”と称し、まずご自身が感動することを大切にされています。どんなに忙しくても映画を観て感動するようにしているそうで、映画館の近くに住み、ホームシアターを充実させ、ハリウッドへも足を運ぶほどの熱の入れよう。
- 他にも、スキューバダイビングや絶叫マシンであえて刺激を受けて感受性を豊かにしているのだとか。毎日を真剣に生き、社内外問わず信頼の厚い深泉さんなら相談してみる価値は十二分にありそうです。
思い出に残る「大切な一枚の写真」Memorial Photo
- 10年前に社員旅行で訪れた、グアムのプールでの一枚です。2,490gで出まれた小さな娘を、亀役となってよく背中に乗せていました。高校生になった現在は部活と塾で忙しくほとんど会話がありません。あの頃が懐かしいです。
深泉 龍也を表す「3つ」のキーワード3 Keywords
- ■『サウナ』
サウナ→水風呂→仕上げのタイ古式マッサージ。身体と心を癒す、パワーの源です。
■『映画』
営業は夢と希望を与える仕事。感動しない者に感動させる資格なし。いつも見ています。
■『旅行』
1年に1度、家族みんなで。絶叫マシン、スキューバ、プール…刺激が好きな一家です。