住宅購入は
人生3大イベントの始まり
気持ちよく住めるよう
用意周到に
- センチュリー21 日立ホーム
営業第3課 - 松永 豊
- 課長代理
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Interviewインタビュー動画
不動産業界に入ったきっかけを教えてください
夢を諦め、ドライバーとなったのが発端
人生にかかわる大仕事に挑戦したくなった
- 若い頃はバンドマンをしていまして、ライブで全国を回ったりインディーズでCDを出すなど、本気でプロを目指していました。しかし年齢も20代半ばを過ぎ、アルバイトを続けながら夢を追い続けることに対して限界を感じるようになっていきました。そこで、資格を生かした仕事に就きたいと思って大型2種免許を取得したのが始まりです。最初は観光バスなどのドライバーをしていたのですが、途中で上場企業の会長や役員の秘書兼運転手というお仕事を紹介していただきまして、かれこれ10年ほど勤めました。みなさま素晴らしい方ばかりでしたので、運転技術はもちろん、礼儀やコミュニケーションの取り方など、生涯を通じて役に立つスキルが身に着いたと思います。
- 営業職に就くきっかけは、当時たいへんお世話になった上司の影響です。かつて営業をしていたそうで、話を聞くうちにチャレンジしてみたい気持ちが徐々に芽生えていきました。特に、人生の3大イベントのひとつである住宅購入に携わる不動産業界には惹かれるものがありましたね。赤の他人にどこまで人生を預けられるのか、重大な責任が伴うことを理解した上で試してみたくなったんです。
入社してからこれまでを振り返って
とことん理解しようとする意気込みが大切
夢に見るほど考え抜いた先にある喜び
- 全くの異業種への転職、しかも営業初挑戦ですから、右も左も分からない状態でのスタートでした。就業前は不動産業界に対して怖いというか、悪く言えば押し売りのイメージがあったのですが、実際は全然違っていて、率直に「結構しっかりしているんだな」と感じましたね。今となっては当たり前ですけれども、お客さまからすれば人生がかかっているのですから簡単に売れるものではないですし、購入をご決断いただくまでには相応の努力が求められます。最初の2,3ヶ月はひたすら勉強の連続でしたよ。ただ、勉強するだけで結果が出るような甘い世界ではなく、お客さまと接する時になかなか本音を聞けなかったり、こちらの提案がうまく伝わらなかったりと、最終的に選んでいただけないことが多かったです。そこで色々と模索していった結果、とことんお客さまのことを理解しようと重点的に、よりいっそう心がけるように意識してからは円滑なコミュニケーションが取れるようになった気がします。
- 入りたての頃は心配性なところもあり、ついお客さまに入れ込んでしまって上司に注意されることが何度かありました。「考えすぎだ」、「ひとりのお客さまに時間をかけ過ぎだ」と。当時は知識も経験も少なかったため、要領が悪かったのはあったでしょう。ただ、現在も取り組み方はそこまで変わっておらず、心配だからこそ慎重さを生んでいる部分もあるため、それはそれでいいのかなと思っています。実は、お客さまのことが頭から離れなくなり、夢に出てくることも珍しくないんです(笑)。置かれている環境や考え方はみなさま異なりますが、じっくりと向き合い続けた結果、良いお住まいが見つかるとやっぱり嬉しいですよね。以前、ご成約となったお客さまから涙ながらに感謝のお言葉をいただいたことがあったのですが、その時も一緒に泣いて喜びました。ご家族の一員となったつもりで真剣に考え、大切な節目の機会に立ち会わせていただけることをいつも感謝しています。
ご案内の際に心がけていることはありますか?
住宅購入は誰にとっても“すごいこと”
自信がないから納得できるまで徹底する
- 身だしなみや礼儀に関して失礼のないよう心がけるのは当然として、基本的に自分が「こうされたらいいな」と思うようなことを率先して行動に移すようにしています。奉仕に近い感覚かもしれませんね。家を購入するということは、生涯そこに住むかもしれないわけで、期待や不安など様々な感情が入り混じった末に決心されるのですから、やっぱり…すごいことだと思うんですよ。だからこそ、こちらも全力で対応しなければお客さまは納得しないものだと考えています。
- これだ、という特段の行動はないのですが、とにかく心配性なので、細かいところまでフォローしておかないと気が済まないんですよね。自信がないから不安に駆られてそのような行動になってしまうものの、こと不動産においては間違いが許されないですから、結果的には良いのかなと思っています。そして、話し下手というか、人見知りするようなところがあるため、自分からガツガツとコミュニケーションを取ることはしません。私自身、そういう感じで来られるとちょっと構えてしまいますし、お客さまもよく知らない人から根掘り葉掘り聞かれたら嫌でしょうから。その代わり、お客さまに気分よく過ごしていただき、気持ちよく話していただける雰囲気作りに徹しているようなところはあるかもしれませんね。
松永さんのセールスポイントを教えてください
前職の経験が対応の質を底上げ
心地よく住める物件に巡り会っていただける
- やはり、前職のドライバー経験が役立っていると感じますね。人の命を乗せる仕事を10年近く続けていましたから、単純に移動手段と捉えていないのはプラスに作用しています。意識しなくても自然と安全運転を心がけられますので、きっとお客さまも安心して目的地までお過ごしいただけるのではないでしょうか。同じく秘書をしていた頃の習慣で、親切・迅速・丁寧をモットー…というより、そうでなければ成り立たない仕事でしたから、お客さまを不快にさせることはまずないと自負しています。
- それと、もし私が担当させていただくことになったら、おそらく心地よく住める物件に巡り会っていただけると思います。決して過信ではなく、今まで担当させていただいたお客さまのことを振り返ると、ほぼ確実にそのようになっていますから。ご案内の際に徹底しているのは、最後に必ず「こちらで気持ちよく住めそうですか?」と質問をすることです。その回答に迷いがあるようでしたら、たとえお客さまが希望されていても絶対に薦めませんし、反対に、はっきりとイメージできた方は後日お話をうかがった際、間違いなく満足されています。最終段階に至るまでの間に色々なプロセスがありますが、ご購入されるまで、実際に暮らしていないことは揺るぎない事実です。住む前から想像できないのなら住まない方が賢明。結局はそれが全てだと思っているんですよ。今後お客さまにとって大事な資産となるお住まいですから、全て包み隠さずお伝えし、誠実にご案内させていただきます。
今後の展望を教えてください
ポジティブに捉え、常にアップデート
かかりつけ医のような存在でありたい
- お客さまに対してだけでなく、営業の世界は浮き沈みが激しいですから、はっきり言って不安でしかないんです。でも、だからこそできることはたくさんあるんじゃないかなと。大切な家族を守っていかなければならないですし、不安を理由にしてネガティブになるのではなく、その感情をエネルギーに変えて常にアップデートしていきたいですね。これからもずっと心配性なところは変わらないと思いますが、そのおかげか些細なことでミスをしたり、お叱りを受けるようなこともなくここまでやってこられました。この性格を損と思わず、上手に付き合っていきますよ(笑)。
- 今後の目標として、目指すところは“町のお医者さん”のようになれたら一番いいのかなと考えています。お医者さんは自分から積極的にアプローチするのではなく、「お腹が痛いんですけど…」と悩まれている方に対して診察し、適切なアドバイスや薬の処方をしますよね。しかも、通い慣れない大学病院なら素っ気ない対応をされるかもしれないですけど、かかりつけ医ならお互いに勝手も分かっていて、意思の疎通ができているでしょうから。
- 家を探されている方も同様で、なぜ探しているのかというと、今よりも良い環境を求めているからに他なりません。その状態を健康にするといいますか、治す…なんておこがましいかもしれませんが、医師になったつもりで「どうやったらこの方が元気になれるだろう?」と親身になって考えると、自分の取るべき行動がはっきりしてくるような気がします。住宅購入も買うことが全てではありませんから、困った時にいつでもお役に立てるよう、勉強や経験を重ねて寄り添い続けられる存在でありたいですね。
編集後記Editor's Voice
- 紳士的で落ち着いた雰囲気を保ちつつ、にこやかな笑顔が印象的な松永さん。ご家庭での優しいパパさんの姿が目に浮かぶようでした。
- 筆者が感じた松永さんの素晴らしさはとにかく“聞き上手”であることです。私がインタビューをしていたはずなのに、気付くとなぜか話しているのは私。ご本人は謙遜されていらっしゃいましたが間の取り方、話すペースなど、自然と絶妙な距離感を生み出しているのはきっと、以前のお仕事で様々な方と接してきた経験の賜物ではないでしょうか。
- お客さまのことを真剣に考え、細かいところまで丁寧に対応する松永さんなら大丈夫。気持ちよく、快適に暮らせるところを最後まで一緒に探してくれるはずです。
思い出に残る「大切な一枚の写真」Memorial Photo
- 家族そろって出かけることが一番の楽しみであり、日頃の疲れを癒す唯一の方法でもあります。妻や子どもたちが嬉しそうな姿を見ると、また頑張れる。自分で言うのもなんですが、本当に家族大好き人間です!
松永 豊を表す「3つ」のキーワード3 Keywords
- ■『小心者』
短所でもありますが、心配性なのでいつでも慎重になれるのは強みです。
■『相手目線』
相手が求めるものを、相手の立場に立って考えながら行動しています。
■『鶏肉』
無類のから揚げ・焼き鳥好き。旅行や外食の際、あったら必ず注文します(笑)。